カヤック日記


2011年2月の出来事!


凪 海で見る風景は陸とはだいぶ違います。
特にカヤックで見る世界は水面に座る高さという特殊なもので、手を伸ばせば水があり、しかし泳いでいるのとは違い陸にいるのと同じように呼吸が出来、体も濡れていません。
陸にいるのでもなく、海にいて泳いでいるのでもない。
普通の船に乗っている時のデッキの上という水を見下ろすような感じとも違う不思議な場所です。













寝床に向かうウミウの群れ そこから見るものはカヤックに乗り始めたばかりの頃は何でもかんでも写真に残しておきたい衝動に駆られるようなものでした。
今でもそれほど変わらずにひたすら写真を撮ってみますが、撮れば撮るほどカヤックから見る世界の本当の姿を陸に持って帰るのは難しいものだなぁ…と感じます。















東京湾最南端の古き良き海辺 もちろん単に私の写真技術の不足からくる事が多くを占めているという事は感じていますので、少しカメラをいじくってみたりいろいろな構図を試したりするのですが、すればするほど「あ〜〜無理ッ!」と独り言が出てきますよ。
とにかくカヤックから見る世界は広すぎるのです。(広角レンズを付ければ納まりますけどそういう意味ではなくてですね)
だから写真は写真でしかなく、やっぱり実際に海に出て全身でそれを感じ取るしかないのですね。












くも そう言いつつも今月もこの2ヵ月に海や海辺で撮った写真を載せてみました。(いつもは普通、その日記月の写真を使っています)
ここに掲載する時はできるだけ自然なままの大袈裟でない、実際に海に行った時に見ることのできる色でアップしてるつもりです。
このサイトで紹介する写真が生の海とあまりに違うとお客さんが実際に房総に来てくれた時に「なんか違うなあ」なんて感じてしまってはいけないので。














海岸 ですけど今回のこのページの写真は自分の頭の中で増幅された景色を表現してみたいと思い一部いじくってあります。
そうすると「本当」ではなくなってしまうのですが「私の中の房総の海」をそのまま感じてもらうには良いような気もしました。
















夕焼けの洲崎灯台 というわけで実際に来てみて「こりゃちゃうで〜誇大広告や!」と突っ込みいれてください。(なんで関西弁)
もしくは房州弁で「は〜うそっぽはおいね〜でお〜」でも。(笑)
しかし方言って良いですね。










海上で見送る夕日


























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