カヤック日記


2004年7月の出来事!

台風8号のウネリで大シケの東京湾

今月も台風の影響を強く受けました、写真は今月初めに接近した8号台風の波ですが、なんと東京湾内です。
写真の日は一日中良いサーフ練習日になりました。
この月末にも台風10号の影響が残り、外房では大波が続いています。
台風が終わると必ずと言っていいほど大量の漂着物が揚がります。
ほとんどは人間の作り出したゴミで占められています、あとは流木、海藻や海の生物です。
とても拾いきれない量のゴミを見ると本当にいつも驚いてしまいます、台風は海上の掃除をして去って行くわけですね。

台風で打ち揚がった大量のゴミとサーファー 今シーズンは順調に海亀の産卵が確認できています。
白浜町、館山市、和田町の海亀上陸回数は6月11日の本年初上陸から7月30日までで25ヶ所確認することが出来ています。(内4件は知り合いが知らせてくれました)
今年は全ての巣で卵を確認していませんので何割の巣で産卵が行われたかはまだ確認できていません。

また今年は母亀が掘った跡があれば柵を作る方針でしたが、上陸が順調なこともあり7月9日までの時点で方針を変え柵を作らず位置の確認に留めました。
理由は産卵が順調に確認できた一昨年のイタズラの多さがあります。
柵を作ることにより巣の場所が特定されるため、悪意を持つ人もしくは悪意は無くても自分の欲求を優先し子亀や卵見たさに巣を掘ってしまうような人達がいたようで、巣が掘り返されていた事が何度かありました。
今年も巣が多くなったことから、これに対処する必要が生じました。

もうひとつは柵を作らず放置した場合の孵化率を調べるべきと考えた為です。 キャンプ場に人や車が入ることによってどれだけ巣に影響があるのか、今まで実際に試さずに柵を作っていましたが、柵を作らなかった場合、どれくらいの影響があるのかを知る必要があると思ったからです。
子亀の生存率は低くなる可能性がありますが、一度調べる必要があると考えています。
柵はありませんが巣の場所は山立という方法で再度確認することが出来ますので、秋の孵化確認や孵化率調査は可能です。

アオウミガメ 海上でも、特に白浜町では大変多くの海亀に遭遇しました。
写真はアオウミガメですが大型のものも含め何頭も確認でき、産卵をするアカウミガメも大型のものが良く見られました。
海面では大きな顔を出して呼吸する時に少し見えるくらいですが、エスキモーロールをして見るとのんびりとした泳ぎを眺めることが出来ます。
夏は水温が高くエスキモーロール等の全身が濡れる練習には良い季節です。 今年はかなり暑いですし是非この季節に身につけちゃってください。
涼しくなりますよ〜。









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